ロケーション撮影でウエディング撮影をするメリット
ロケーション撮影の特徴として一番に挙げられるのが、やはり「屋外で撮る」というところです。
屋外で撮影した写真には、その日の時間や天候・季節などがそのまま写されますので、後から写真を見た時に撮影当時の情景からその頃のふたりの想いや感情などを思い浮かべやすくなります。
春のフォトウエディングであれば、条件が合えば満開の桜の下で撮影することもできますので、その時の表情などはもちろん、桜の花や吹く風などの自然も一緒に想い出に残せるのです。
桜だけでなく、新緑や紅葉など、その季節に合った風景をバックに撮影された、「その時のその場所でしか残せない写真」たちは、とても魅力的です。
また、ロケーション撮影ならではなのが、自然の光の中で撮影ができるという点です。
自然光をはじめとした外光は、その撮影環境ならではの自然な影を作り出してくれます。
スタジオでフラッシュを使った撮影なら光の角度が計算された綺麗な写真ができますが、よりナチュラルに、その時のふたりの姿を写してほしいという方にはロケーション撮影がオススメです。
自由に撮影できる
スタジオでの撮影となると決められたスペースを使うことになりますので、決まった角度からの撮影がどうしても多くなります。
照明をコントロールできる一方で、天井が写り込まないように、セットから見切れてしまわないように、被写体がスペースからはみ出ることなく収まるように、カメラマンは制限された空間の中で撮影しているとも言えるのです。
ロケーション撮影であれば、角度や距離に制限のない解放された自然空間の中で撮影できますので、その技術を駆使して、スタジオでは撮れないようなカットもたくさんカメラに収めていけるのです。
もしも雨が降ったとしても安心
ロケーション撮影で心配な要素となるのが天候です。
撮影日が雨や雪などの悪天候だったら中止になってしまうのではないかと気にする方も多いようですが、延期もしくはスタジオ撮影への変更を促されるケースがほとんどですので、フォトウエディング自体がなくなることは滅多にありません。
自分とフォトスタジオのスケジュールを擦り合わせて最適な予定変更を模索できます。
また、打合せの段階で「この時間帯に撮影したい」という希望を伝えれば、たいてい柔軟に対応してくれます。
フォトウエディングは日照を考えて午前中から撮影することが多いのですが、午前中に用事が入っていたり、どうしても夕日をバックに撮影したいというような要望は、なるべく早い段階で伝えましょう。