ガーデンで撮影するフォトウェディング
自然にあふれていながらきちんと整備された空間でおふたりの幸せな姿を残すことができる、それが、ガーデンでのフォトウェディングの特徴です。
では、ガーデンでフォトウェディングを行う際には、どのようなマナーと注意点を頭に入れておく必要があるのでしょうか?
当たり前のことですが、ガーデンの所有者に断りなく、草花を採取したり、木の枝を折ってしまったりしてはいけません。
フォトウエディングに限らず、またガーデン撮影に限らず、自分の勝手で自然を破壊する行為は行わないようにしましょう。
ガーデンであれば、散り際の花などに限って採取の許可を得られる場合もありますが、必ず所有者への確認した上で行うのが常識というものです。
季節によっては暑さ・寒さ対策が必要
また、ガーデンでのフォトウェディングを行う際には、季節にも注意しましょう。
たとえば、夏であれば虫対策や汗対策が必要になります。
虫よけスプレーや制汗剤を使用することになりますが、レンタルドレスや貸衣裳の多くは匂いを付けることが禁じられていますので、フォトスタジオのスタッフと相談してから使用しましょう。
また、熱中症対策としてスポーツドリンクなどの飲み物を用意しておいたり、暑さ対策や紫外線対策として日傘を用意しておいても良いでしょう。
冬場は身体の冷え対策を行っておく必要があります。肌着にホッカイロを貼るなどすれば寒さをかなり防げます。
極端に寒さに弱い方は、さらにストールやボレロなど普段使っているものを持ち込むと良いでしょう。
四季による緑や花の違い
ガーデンでのフォトウェディングのもうひとつの魅力、それは、季節ごとの自然を、写真中に織り込むことができるという点です。
季節ごとに楽しめる緑や花は主に以下のような感じとなりますので、必ずどのガーデンにもあるというわけではありませんが、フォトウェディングの際の参考にしてみてください。
春…何といっても桜と撮影するのがトレンドです。他にも、梅、チューリップ、そしてバラなど多くの花々がシーズンを迎えます。タンポポやアザミ、サクラソウなどといった野草も一緒に撮影できる季節です。足元のかわいい草花たちとのショットを残してみても良いでしょう。
夏…初夏に最も魅力的なのは新緑です。目の覚めるような最高の緑と撮影できます。夏の花としては、アヤメ、ヒマワリなどがシーズンを迎えます。
秋…秋も深まってくると紅葉が始まりますので、赤や黄色に染まる樹々の競演と共に撮影を楽しめる季節です。花は、コスモスやマツヨイグサなどのシーズンとなります。
冬…植物は緑がなくなっていく季節ですが、樹木の枝ぶりの魅力や、立ち並ぶ街路樹の魅力など、撮影向きのシチュエーションもあるものです。