曇りの日でもロケーション撮影はきれいに撮れる?
フォトウェディングのロケーション撮影は、ぜひ抜けるような青空の下で行いたいと考える方は多いのではないでしょうか。
ところが、実は晴れの日よりも曇りの日の方が、撮影には適しているといわれているのです。
では、その理由はどのようなところにあるのでしょうか。
曇りの日は、影がくっきりと出ることはありませんので、全体的にフラットな状態で撮影することができるわけです。
つまり、衣裳、被写体、バックに陰影が強くかからないような、バランスが整った状態で写真を残すのであれば、晴れている日よりも、むしろ曇っている日のほうが都合が良いということになるのです。
晴れの日の場合
晴れの日であれば衣裳などの影がくっきりと出ますので、衣裳の柄が陰によって部分的に見えなくなってしまうことが考えられます。
逆に光が強すぎて柄が飛んでしまうということも起こり得ます。
目視ではきちんと確認することができる衣裳の柄であっても、実際に撮影してみると、それが綺麗に写っていないということは実際によくあることなのです。
日差しが強ければ、衣裳に限らず、顔などにも濃い影ができやすくなります。
もちろん、ロケーション撮影の魅力は撮影日ならではの天候も含めた「その時の景色にいるおふたり」が残せるところにありますので、晴れの日にはドラマチックなイメージや晴れならではのコントラストをぜひ堪能してください。
メイクやヘアスタイルはご希望のままでOK
晴れの日と曇りの日で、メイクやヘアスタイルを変更する必要はありません。
メイクやヘアスタイルは撮影当日の天候に左右されるようなことはありませんので、フォトウェディング前の打ち合わせで決定したデザインで、フォトウェディング当日に臨むことができます。
フォトウェディング当日に青空が見えていないと「綺麗に撮れるの?」と、心配になる方もいるかもしれません。
しかし、実は晴れているよりも曇っている方が、衣裳などが綺麗に写るということは間違いないことですので、曇っていたら逆にラッキーと捉え、予定通り最高の姿でフォトウェディングに臨みましょう。